回転木馬
やさしい風は夜明け前
孤独な月は雲に消え
息を殺して見つめてた
流星の行き先
回転木馬は動き出し
道化師がそこに座ってた
おどけた顔で微笑んだ
月も踊る時間
星屑光る 夜空の向こう
廻り続ける二人の時
世界は廻る 二人きり
孤独な月は空に奏で
虹の彼方まで連れてった
誰もいない時間
星屑光る まばゆい向こう
廻り続ける一人の時
世界は廻る 一人きり
回転木馬に身を任せ
虹の彼方まで連れてった
誰もいない時間
月が消えるころに